
季節は春から初夏に移り、新緑が爽やかな風に揺られます。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
むか新では深い味わいのお濃茶スイーツや涼やかな夏のお菓子が並んでおります。
今回、取材に行ったのは「匠の小函」の製造風景。
食べきりサイズの四角い小函の中に匠が想いを込めてつくる贅沢な逸品、匠の小函。
季節限定の味は特に見た目も美しく、贈りものとしても大変人気です。
そんな中から、現在開催中のお濃茶フェア販売商品、季節限定の2種類を中心に取材を行いました。

まず、今回ご紹介するのは「四季のうつろい 抹茶」。
「四季のうつろい 抹茶」とは、かのこ入り小豆浮島に特選お濃茶をつかった羊羹と層になった浮島を合わせた商品。
ふんわりとした浮島の食感と、しっかりお濃茶の苦味を感じる羊羹がほっと沁みわたるお味です。抹茶の苦味を感じられる味がお好きな方にはぜひおすすめの商品。
かのこ入り小豆浮島に特選お濃茶をつかった羊羹と層になった浮島を合わせた商品。
しっとりと蒸し上げた浮島と抹茶羊羹がよく合います。
匠の小函 四季のうつろい抹茶
税込350
それではさっそく製造風景を見ていきましょう。
ざっくりとした工程としては、
①3層のうちの浮島生地2種類をつくる
②羊羹部分をつくる
③生地に羊羹をはさむ
となっています。
①浮島生地をつくる
まずは小豆の浮島生地を仕込んでいきます。
餡に、砂糖と上白糖を入れ混ぜたあと、卵をだまにならないよう少しずつ入れて混ぜます。
その後、液糖を入れて混ぜて、生地のベースは完成です。
できあがった生地のベースをそのまま裏ごし。

裏ごしした生地に卵白と砂糖を混ぜたものを入れて混ぜ、さらに上用糖・砂糖を入れて混ぜます。
ひたすら必要なものを混ぜあわせていく浮島づくり。
生地のベースに鹿の子豆を入れ、そのまま型に流し込み、小豆の浮島は完成。



次は抹茶の浮島生地。こちらも小豆の浮島と同様の工程で、薄い抹茶と濃い抹茶の2種類をつくります。
卵のあとに抹茶を加えて生地のベースが完成。


同じように生地のベースを裏ごしして、卵白等と混ぜ合わせます。見ている分にはあまり感じませんが、生地がかなりもったりしているためなかなか大変な仕事。混ぜ合わせた泡が消えてしまわないよう、職人が手作業で、両手でしっかりと混ぜます。



型に流し込んで、蒸している間に同じ工程で薄い抹茶の層もつくっていきます。
蒸しあがった抹茶生地がこちら

とってもほかほか。このままかぶりつきたくなるビジュアルです。
そしてこの生地の上に薄い抹茶の生地を流し込んで蒸す、を繰り返します。

完成した抹茶の浮島生地の断面がこちら。

4層になっているのがわかりますでしょうか。ただ1種類の抹茶1層の浮島でつくるのではなく、2種類の層を重ねているのがポイントです。
②羊羹をつくる
次に真ん中の羊羹をつくっていきます。

できあがった抹茶羊羹を熱いうちに小豆の浮島の上に流し込んでいきます。

固まってしまう前に上から抹茶の浮島をのせます。時間との勝負。そして生地が崩れてしまわないようふたりで協力します。

綺麗な緑色がふかふかの芝生の絨毯のようです。
この後羊羹を固め、小函サイズにカットしていきます。
まずは縦にカット。

その後、小函の正方形サイズにカットしていきます。

断面に3層が綺麗に出ています。
これで「匠の小函 四季のうつろい抹茶」の完成です。
四季のうつろい抹茶はお詰合せとしてもご用意できますので、贈りものにもぴったりです。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。