前回の内容はこちらから
9/19(金)9時半から取材がスタート。
まず、前回でつくり方の流れがおおよそ決まってきたので、時間をおいた後どのような状態になっているかを見ていきます。
時間をおいた試作品は、目が滲んでしまいかわいそうな表情に。
今回はこれを改善していきます。
改善案としてあがったのは、「最後に錦玉羹をかけてコーティングする」。
それでは試していきましょう!
早速、本体のカエルをつくっていきます。
前回決まったつくり方をスムーズに進められるよう、最初は各自分担して準備をしていきます。
おなかの形をつくる人、目をつくる人、羊羹の色付けをする人…
どれも細かい作業です。
おなかと目はイラストに忠実に、合う型を使ったり、フリーハンドでハートを描いたりします。
羊羹は前回残しておいたものを見ながら、ほぼ同じになるように色を混ぜていきます。
少し混ぜるだけで違う色になるため、何度も前回のものと見比べながらつくっていきます。
そして、すべてのパーツがそろうと色付けた羊羹を大福にかけていきます。
からだに目をくっつけて…
ざば~。
このとき前回同様、羊羹が固まってしまう前におなかの部分が見えるように削っていきます。かなりのスピード勝負、ふたりがかりで挑みます。
無事にきれいに色づいたカエルが現れました。
数回ほどハプニングも発生。
羊羹が全体にかかるようかたむけた拍子に、どぼん。かえるごと落ちてしまいました。
慌てず救出、無事です。目がはずれてしまった子はすぐにまた付け直します。
ほかにも、あつあつに溶かした羊羹の熱で中身が溶け出してしまうことも。
これは中身がクリームの子に起きやすく、注意が必要です。
そんなハプニングを乗り越えながら、全員集合しました。
さて、ここからが今回の最も大事な部分。目が滲んでしまわないよう錦玉羹でコーティングしていきます。
まずは頭からざば~。色付けされていない錦玉羹は透明なため、まるで温泉。
しかし、その勢いで少し目が滲んでしまいました。
そこで次は、最初に目だけコーティングしてみます。うん、いい感じ。
その後、全体をコーティングして完了です。
先に準備しておいた、下に敷く葉っぱがセットされたルミアに1匹ずつ座らせて…
完成!製造はこれで完璧です。
次回はついにお渡し。
お楽しみに。