
この時期の人気の和菓子「若鮎」。
むか新でもたくさんの若鮎が店頭に並び、泳いでおります。
雨の日も増え、じめじめと暑い日が続きますが、店頭に若鮎が並んでいるだけで少し涼やかに感じます。
若鮎というお菓子は、熟練者がひとつひとつふんわりと焼き上げた皮の中に求肥を包んだ季節の和菓子です。
魚の形に目やひれの焼印が押されたかわいらしい見た目が特徴です。
若鮎の発祥の地は京都、名古屋、岐阜など諸説あり一か所に絞ることは難しいのですが、岡山県発祥の調布というお菓子がルーツであるとも言われています。
また、呼ばれ方も若鮎だけでなく、鮎菓子、稚鮎、登り鮎などさまざまで、お店周辺の川の名前からとっているところもあります。
若鮎は鮎漁解禁にちなんだ鮎のお菓子。
発祥の地ではないかとあげられている3都市もそれぞれ鮎がとれる地域です。
アツアツの鉄板の上に均等に生地が広げられ、その真ん中に求肥が置かれます。
生地が焼けるとそのまま手で折り返して求肥を包み、開いてこないようにぎゅっと押しつけます。

その後、焼印で顔と尾びれを付けたら若鮎の完成です。

職人はなんでもないようにされていますが、手で生地を折り返すのも鉄板が熱く簡単な作業ではありません。
夏の訪れを告げるお菓子である若鮎。
顔をつけるのも手作業なため、店頭に並ぶ若鮎もよく見るとそれぞれ微妙に顔つきが違ったりするので、それを見比べるのも楽しくておすすめです。
ぜひ、店頭でお買い求めの際はお気に入りの子を見つけてみてください。
熟練者がひとつひとつふんわりと焼き上げた皮の中に求肥を包んだ季節の和菓子。
若鮎
税込200